堀 光治 会長
最近インターネットで「写真館」で検索する人が極端に少なくなっています。 世の中の人々は、「写真館」を必要としなくなっているかのように見えます。 それはなぜか? 我々はどうすべきか?近年の写真館業界の苦境について、インターネットの検索キーワードのボリュームに着目して、その原因と対策について考察しました。
木田 陽子 氏
宮田写真館の90周年を記念して、多くのご家族とともに歩んできた日々を改めて振り返る機会を得ました。家族の物語を未来へと伝えるため、 私たち 「営業写真館」としての在り方をさらに模索していきます。デジタル時代の中で写真の形が多様化している現在、私たちは手に取れる写真の温もりと、スタジオで過ごす特別な時間を大切にしていきたいと考えています。
植田 朝子 氏・植田 光伸 氏
フォトスタジオ久良多は栃木県日光市で夫婦で営む写真館です。私達夫婦は性格も感性も全く違う二人です。そんな私達のスタジオは、一組のお客様に対してそれぞれの視点を大事にしながら、二人ともシャッターをきります。 2024年富士コンでは夫婦そろって上位入賞することができました。夫婦で歩んできたこれまでの道のりをお話させて頂きたいと思います。
小関 一成 会員
欧米メディアで特集が組まれ、海外での写真展への参加など、自然写真での活動の幅が広がりを見せはじめました。そこに必要だったのは写真を’組む’というクリエイティブな編集力。組写真を考察しながら昨今の道程を振り返りたいと思います。 作家活動が及ぼす自店のブランディングについても考察します。
竹中 岩仁 会員
今やマスメディアを超え、皆さんの生活で圧倒的に影響力があるのがSNS。選挙ですらSNSを活用しないと勝てません。また現在や未来のお客様になるZ世代は我々、昭和人間とは全く異なる人種。そんな人達の意識の先を読み取り発信していかないと写真館の価値が伝わりません。伝わらない=存在しないのと同じなのです。実際にZ世代のスタッフに発信してもらった現状と課題を発表します。
天野 雅也 会員・コメット(株)
(資)天野写真室の天野雅也・天野有祐です。今回の発表は、コメット社のモノブロック「B120」「B240」「B360」の撮影モニター発表を行います。 成人式のロケーション撮影・スタジオ撮影で、天野兄弟がそれぞれ撮影を担当します。 特にロケーション撮影では、ママカメラマンとの違いがわかるライティングにトライしたいと思います。
仲嶺 真弥 会員・キャノンマーケティングジャパン(株)
今話題のキヤノン新機種R1とR5 MarkⅡをスタジオカメラマンとして実際の使用感や視覚的な表現描写の実力を検証してみました。他のカメラとの違いや操作性の良さはあるのか?その魅力、実力、営業写真館でのオススメポイントとは? データ分析では無く体感で感じたことを中心に発表致します。
中嶋 秀磨 会員
フィルム時代の肖像写真家は、4x5や8x10等大判カメラを使っていた。それはなぜか。大きなレンズが導く、美しい光を求めたことにある。かつての肖像作家達のような写真を求めて、私は倉庫に眠っていた8x10とレンズを召喚し、技術をねじ込んで、デジタル撮影可能な状態へ魔改造した。換算開放値F0.5の写真をご覧ください。
薄田 和輝 会員
変化の激しい市場環境において、写真館が持続的に成長するためには、既存の価値観やビジネスモデルを刷新する必要があります。本発表では、写真館に求められる新しい価値を創造し、収益モデルを再構築するためのイノベーション戦略を提案します。